Claude、今何考えてる?|謎のingメッセージを全部調べてみた

Claude Codeの処理中に流れるingメッセージの正体を調査。ツール操作・フレーバー・完了通知の3種類の違いと、187語ランダム選出の仕組みを解説します。

April 3, 20265 min read

Claude Codeを使っていると、処理中にこんな表示が出ることがあります。

Shimmying… (2m 35s)

「Shimmy(シミー)」とは、もともとダンスの一種を指す言葉。 Claude、今ダンスしてるの?

気になって調べてみたら、思った以上に面白い仕組みがわかりました。

ingメッセージは3種類ある

まず整理から。Claude Codeが表示するingメッセージは、大きく3種類に分かれます。

種類表示例意味
ツール操作Reading main.py / Running git status実際の作業内容を反映
フレーバーShimmying… / Pondering…ランダムな演出
完了通知Cooked for 1m 6s処理が終わったことを通知

ツール操作メッセージ

ファイルを読む・書く・コマンドを実行するなど、Claude Codeがツールを使うたびに表示されます。対象のファイル名やコマンドが動的に入るので、「今何をやっているか」が一目でわかります。

表示例タイミング
Reading main.pyファイルを読んでいるとき
Writing index.htmlファイルを書き込んでいるとき
Editing utils.tsファイルを編集しているとき
Running git statusコマンドを実行しているとき
Searching for 'useState'ファイル内を検索しているとき

完了通知メッセージ

処理が終わると「Cooked for 1m 6s」のような形式で表示されます。過去形の動詞+経過時間という構成で、どのくらいかかったかが一目でわかります。この表示は settings.jsonshowTurnDuration: false で非表示にもできます。

「フレーバー」のメッセージはこれらとまったく別の話です。

「Shimmying」に意味はなかった

ソースコードを解析したコミュニティの調査によると、フレーバーメッセージの正体は 187語の動詞リスト からランダムで1語が選ばれて表示されるだけとのこと。処理の内容や状態とは完全に無関係です。

つまり「Shimmying中にClaudeは何もshimmyしていない」のです。

187語の中には、なかなかカオスなラインナップが揃っています。いくつか紹介します。

メッセージ直訳
Claudingクロードしてる(Claude専用造語)
Photosynthesizing光合成してる
Moonwalkingムーンウォークしてる
Dilly-dallyingのろのろしてる
Discombobulating混乱させてる
Lollygaggingぶらぶらしてる
Spelunking洞窟探検してる

「のろのろしてる」と表示しながら真面目に考えているClaudeを想像すると、なんだかかわいいです。

ちなみに、この「フレーバーメッセージはランダムで処理状態を反映していない」という点については、GitHubのissueで「文脈に応じて変えてほしい」という改善要望も上がっています。確かにそれはそう。

カスタマイズもできる

公式ドキュメントに記載のある設定で、~/.claude/settings.json にフレーバーメッセージを自分好みに変えられます。

{
  "spinnerVerbs": {
    "mode": "append",
    "verbs": ["Pondering", "Crafting"]
  }
}
  • mode: "append" — デフォルトの187語に追加する
  • mode: "replace" — デフォルトを全部捨てて自分のリストだけにする

日本語も通るはずなので、「考え中...」「うーん...」にしてしまうことも技術的には可能です。

まとめ

  • Claude Codeのingメッセージは3種類(ツール操作・フレーバー・完了通知)
  • Shimmying などのフレーバーメッセージは187語からのランダム選出で、処理内容とは無関係
  • ツール操作メッセージだけが実際の作業内容を反映している
  • settings.jsonspinnerVerbs でカスタマイズ可能(公式ドキュメント記載済み)

参考

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