Claude Codeの--help、ちゃんと読んだことある?──起動時フラグまとめ
claude --helpを読んで驚いた実用的なフラグをカテゴリ別に整理。--name、--worktree、--effortなど、知ると作業テンポが上がるオプションを紹介します。
Claude Codeを毎日使っていても、起動時のオプションをちゃんと調べたことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
私もその一人でした。claude とだけ打って対話を始め、-c で前の会話を再開する。それだけで十分やれていたので、他のオプションを気にしたことがなかった。
ある日ふと claude --help を打ってみたら、思った以上にいろいろなフラグがありました。この記事では、その中から実用的なものをカテゴリ別にまとめています。
日常で使えるフラグ
まずは基本。すでに使っている方も多いかもしれません。
| フラグ | 短縮 | 説明 |
|---|---|---|
--continue | -c | 直前の会話を再開する |
--resume [ID] | -r | セッションを指定して再開する。引数なしなら履歴から選択できる |
--print | -p | 非対話モード。結果を出力して終了する |
-c と -r は私も日常的に使っています。-c は「さっきの続き」、-r は「あのときのやつ」。この2つだけでもセッション管理がかなり楽になります。
-p はパイプと組み合わせると便利です。
git diff | claude -p "この差分をレビューして"対話が不要な場面ではこちらのほうが手軽です。
知ると便利なフラグ
ここからは、知っていると作業がもう一段快適になるフラグです。
| フラグ | 説明 |
|---|---|
--name <name> | セッションに名前をつける |
--worktree [name] | Git Worktreeを新規作成して作業する |
--model <name> | 使用するモデルを切り替える(sonnet、opus など) |
--name は地味ですが、使い始めたら手放せなくなりそうなフラグです。-r でセッション履歴を見たとき、名前がついていれば「どの作業だったか」が一目でわかります。名前がないと、ずらっと並んだ履歴から探す羽目になる。
claude --name "ブログ執筆"--worktree は、今のブランチを汚さずに実験的な修正をしたいときに使えます。
claude --worktree experimental-fix挙動をコントロールするフラグ
Claude Codeの動き方そのものを変えるフラグです。
| フラグ | 説明 |
|---|---|
--effort <level> | 思考の深さを調整する(low、medium、high、max) |
--dangerously-skip-permissions | ファイル編集などの許可確認をすべてスキップする |
--max-budget-usd <amount> | API使用料の上限を設定する(--print 時のみ) |
--effort は、タスクの重さに応じて思考レベルを切り替えられるフラグです。ちょっとした質問なら low で十分だし、複雑なバグ調査なら high 以上にしたい。各レベルでどのくらい挙動が変わるのか、今後試してみたいと思っています。
--dangerously-skip-permissions は名前の通り危険な香りがしますが、実は便利なフラグです。Claude Codeを使っていると「ファイルを編集していいですか?」「このコマンドを実行していいですか?」と何度も聞かれます。普段から脳死でYesを押し続けている人は、このフラグを知っておくべきです。 どうせ全部許可するなら、最初からスキップしてしまったほうが作業テンポが上がります。
ただし、信頼できる環境でのみ使うこと。ネットワークに繋がった本番環境では使わないでください。
トラブル時に使うフラグ
調子が悪いときに覚えておくと助かるやつです。
| コマンド/フラグ | 説明 |
|---|---|
claude update | Claude Code本体をアップデートする |
claude doctor | 動作環境に問題がないかチェックする |
--debug | デバッグログを表示する |
普段は使わないけれど、いざというとき「あ、こんなのあったな」と思い出せるだけで対処が早くなります。特に claude doctor は、原因不明のエラーが出たときにまず試す価値があります。
おわりに
claude --help の出力には、この記事で紹介した以外にも多くのフラグがあります。MCP関連の設定やプラグインの読み込みなど、用途に応じて使えるオプションはまだまだあります。
全部を覚える必要はありません。「こういうことができる」と知っておくだけで、必要なときに調べて使えるようになります。まだ --help を読んだことがない方は、一度目を通してみてください。