Obsidian × Claude Codeで仕事もブログも全部管理してみた|私の運用ワークフロー公開
ナレッジ・タスク・ブログを1つのvaultに集約し、Claude Codeで一括メンテ・プラグイン自作・共同執筆まで行う実際の運用ワークフローを公開します。
以前、「Obsidianが最強のツールだと思う理由」という記事を書きました。ありがたいことに多くの方に読んでいただいたのですが、「具体的にどう使っているのか」までは紹介しきれていませんでした。
今回は、私が実際にObsidianで何を管理していて、どんなワークフローで回しているのかを公開します。ナレッジ管理、タスク管理、ブログ管理。この3つを1つのvaultに集約して運用しています。
そして、この運用を支えている最大のポイントがClaude Codeです。日常的にClaude Codeでvault内のファイルを操作したり、足りない機能をプラグインとして作ったりしています。Obsidian単体ではなく、Claude Codeとの組み合わせで初めて成り立つワークフローです。
1つのvaultに全部入れる
まず前提として、私はすべてを1つのvaultで管理しています。
vault/
├── knowledge/ → 技術ナレッジの蓄積
├── _forge/tasks/ → 仕事のタスク管理
├── blog/ → ブログ記事の原稿・管理
├── projects/ → 個人プロジェクト
├── _system/ → デイリーノート・テンプレート
└── private/ → プライベートメモ
1つのvaultにまとめている理由は、ノート同士をリンクで繋げたいからです。タスクからナレッジを参照したり、ブログのネタ出しに過去のメモを引っ張ってきたり。情報が分断されていないことの価値は、使い込むほどに実感します。
そしてもう一つの理由が、Claude Codeとの相性です。ObsidianのノートはローカルのMarkdownファイルなので、Claude Codeからそのまま読み書きできます。vault全体を1つのプロジェクトとして扱えるので、「このフォルダのファイルを全部チェックして」といった一括操作が簡単にできるのです。
ナレッジ管理 ── 面倒なルールもClaude Codeが回してくれる
knowledge/ フォルダには、技術的な学びや調査結果をMarkdownファイルとして保存しています。現時点で80件以上。
このナレッジ管理には、わりと細かいルールを設けています。
ハブノート方式
トピックごとに「ハブ」となるノートを作り、関連するナレッジへのリンクを集約しています。_hub_Claude、_hub_GAS、_hub_Docker など、現在17個のハブノートがあります。各ナレッジファイルからもハブへのリンクを貼ることで、双方向のネットワーク構造になります。
Graph Viewで見ると、ハブを中心にナレッジがクラスター状にぶら下がる形になっていて、自分の知識の全体像が視覚的に把握できます。
タグ体系
各ファイルにはfrontmatterで3種類のタグを付けています。
- 分野タグ:
Tech/Rails、Tech/Dockerなど - 種類タグ: ガイド、チートシート、Tips など
- 目的タグ: 認証、デプロイ、API連携 など
正直、このルールを毎回手作業で守るのはかなり面倒です。新しいファイルを作るたびにタグを付け、関連ノートセクションを追加し、ハブノートにもリンクを追記する。普通にやっていたら続かないと思います。
でも、Claude Codeがいるから成り立つ
この運用が破綻せずに回っている理由は、定期的にClaude Codeで一括メンテナンスしているからです。
例えば、「knowledge/ フォルダの全ファイルをチェックして、frontmatterのタグが抜けているものを修正して」とClaude Codeに頼めば、80件以上のファイルを一気に整備してくれます。新しいナレッジが3件以上溜まったトピックがあれば、ハブノートの作成も提案してくれる。
つまり、日常的には「とりあえずメモを書いて保存する」くらいのラフさで使っておいて、あとからClaude Codeに整理を任せるという運用です。きっちりしたルールを敷きつつ、その維持コストをAIに委ねている。この「仕組みは厳格に、運用はラクに」のバランスが、ローカルファイル × AIコーディングツールならではの強みだと思っています。
タスク管理 ── 自作プラグインでObsidianに足りない機能を補う
タスク管理には、自作プラグインの機能を使っています。以前の記事で紹介した「Obsidian Forge」というプラグインです。
仕組みはシンプルで、1つのタスクを1つのMarkdownファイルとして管理します。frontmatterにステータスや優先度、期限を書いておくと、プラグインがリスト表示やカンバンボードに自動で並べてくれます。
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status: todo
priority: medium
due: 2026-03-01
project: プロジェクト名
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# ○○botの修正
通知メッセージのフォーマットを変更する。タスクがMarkdownファイルであるメリットは、本文に何でも書けることです。調査メモ、参考URL、途中経過のログ。タスクにまつわる情報が1ファイルにすべて詰まります。
もともとObsidianにはこうしたタスク管理の機能はありません。コミュニティプラグインも試しましたが、自分のワークフローに合うものが見つからなかった。そこでClaude Codeに相談しながらプラグインを自作した、という経緯です。「欲しい機能がないなら作る」ができるのも、Obsidian × Claude Codeの組み合わせならではだと感じています。
ブログ管理 ── 原稿から運用計画まで一元化
このブログに投稿している記事も、すべてObsidianで書いています。
blog/ フォルダに記事ごとのMarkdownファイルを作成し、frontmatterで投稿ステータスやタグを管理しています。記事一覧はデータベース機能で管理表として表示していて、投稿済み・下書き・ネタの状態がひと目で分かります。
さらに、運用計画書やテーマ戦略の見直し資料も同じvault内に格納しています。記事のネタ出しから執筆、投稿管理まで、ブログに関わるすべてがObsidianの中で完結している状態です。
そして記事の執筆自体も、Claude Codeと一緒に進めています。構成を相談したり、下書きを書いてもらってそこから自分の言葉に直したり。vault内に過去の記事がすべて残っているので、「前回の記事のトーンに合わせて」といった指示も通ります。この記事自体も、まさにそうやって書いています。
Obsidianは「Claude Codeの作業場」になる
ここまで紹介してきたワークフローに共通しているのは、Obsidianが「Claude Codeの作業場」として機能しているということです。
- ナレッジの整理 → Claude Codeに一括メンテを任せる
- タスク管理 → Claude Codeでプラグインを自作する
- ブログ執筆 → Claude Codeと一緒に書く
- 足りない機能 → Claude Codeに作ってもらう
ローカルのMarkdownファイルで管理しているからこそ、Claude Codeが自在に読み書きできる。NotionやEvernoteのようなクラウドサービスでは、こうはいきません。
Obsidianは、使い方次第で「自分専用のOS」になり得るツールです。そしてClaude Codeは、そのOSの上で動く最強のアシスタントです。
もし「Obsidianはメモアプリでしょ?」と思っている方がいたら、ぜひ一度試してみてください。特にClaude Codeを使っている方にとっては、Obsidianとの組み合わせは本当に相性が良いです。きっと、想像以上に色々なことができると気づくはずです。